小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(取りまとめ) が発表されての所感
小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)が発表されました。
このBlogを読んでいただいているプログラミング教育に興味がある方にどういったことが出来るかという観点での解説です。
2020年までに、「参考となる指導事例」、「教材の開発」、「教員研修」等々必要そうなことが書かれています。
気になるであろう、その中で 何年生のどの教科 で実施するのかという点については
各小学校においては、各学校における子供の姿や学校教育目標、環境整備や指導体制の実情等に応じて、 教育課程全体を見渡し、プログラミング教育を行う単元を位置付けていく学年や教科等を決め、 地域等との連携体制を整えながら指導内容を計画・実施していくことが求められる。
となり、「 各学校にて決める 」との結論になっています。
松田校長@小金井市立前原小学校のように前向きにならば、質量ともに充実したものになりますし、先生が必要性を理解していないと、
①プログラミングに興味ある教員が数時間実施して、必修化クリア。 ②幾つかのプログラミング本を見て、使えそうな事例をもってきて、 それを子どもたちになぞらせて必修化クリア。 そんな現場対応が直ぐに頭に浮かんでしまいます。
となる恐れがあります。(同松田校長Facebook投稿より)
ぜひ、骨抜きとならないように、世論で学校を動かしましょう。
そして、学校側も受け入れましょうとの方針ですので、言いっ放しではなく指導を助けましょう。
質の高いプログラミング教育の実施や指導体制の確保には、社会との連携・協働が必要不可欠である。 (中略)プログラミング教育の意義等を社会と学校が共有し、実施に当たって外部から学校をサポート しやすくするような体制を整備していくことが重要である。
そのモデルとなるような形で、みんなのコードでは、今夏学校のパソコン室でのプログラミング体験会を呼びかけています。
Hour or Code 2016夏休み全国100校1万人プログラミングとして、全国に出向いてプログラミングの手ほどきをするボランティアを募集しています。
ぜひ、 不平不満や疑問を言うだけでなく、一緒に行動する仲間を募りたい と思っています。
興味が有る方は↓のフォームからお問い合わせください。